大村の歴史タイトル

  • 旧松屋旅館の画像旧松屋旅館
  • 八幡神社の画像八幡神社

03長崎街道のタイトル

03長崎街道のタイトル

Nagasaki Kaidoのタイトル長崎街道


鎖国下、江戸時代の海外情報や文化を日本に、また日本の情報や文化を外国に伝えた道。

長崎街道は、江戸時代に長崎から小倉を結んだ街道です。
 鎖国の中、ヨーロッパとの唯一の窓口であった長崎に入ってきた情報をいち早く江戸に伝え、また日本の情報を海外に伝えた街道です。

 市内を通る街道は全長15km にわたり、本陣のある大村宿、鍛冶の町松原宿がありました。
 街道周辺には武家屋敷跡や神社仏閣など多くの文化財がのこっています。

 諫早市との境の鈴田峠は当時の景観がよく残っている箇所として、平成8年(1996年)に文化庁により「歴史の道百選」に選ばれています。

大名行列のイラスト
長崎街道の画像
post townの背景文字
「歴史の道百選」の鈴田峠

大村領と諫早領との境の峠で、当時の景観が良く残っている箇所として、文化庁「歴史の道百選」に選ばれています。
 山中には大名などが往来した際に、籠を下ろして休憩したといわれる駕籠立場(かごたてば)の跡や藩境石などを見ることができます。
住所:大村市中里町

「大村宿」と街道風景

大村宿は、現在の中央商店街本町アーケード沿いにありました。
 高札場や大名などが宿泊する本陣、幕府役人が泊まる脇本陣のある大きな宿場で、本陣には捕鯨で有名な深澤儀太夫勝清の屋敷が使われるなど、本町を中心に大村藩の経済の中心地として栄えました。
住所:大村市本町

「松原宿」と街道風景

大村宿から北に約8kmにある小さな宿場でした。本陣などはなく、茶屋があり、大村宿と彼杵宿の間の休憩をとる宿場でした。
 八幡神社や旧松屋旅館などがあり、当時の景観を良く残し、古い家並の連なりが宿場の雰囲気をいまに伝えています。
住所:大村市松原本町

Traditional craftのタイトル松原鎌・包丁(県指定伝統的工芸品)


南蛮貿易の地図
 松原鎌の起源は古く、文明6年(1474年)12月、平家の一族で名刀匠の並衡行泰なみひらゆきやすの子孫が松原に住みつき、農民の要望に応えて月形の鎌を造ったのが始まりとされています。
 500年の伝統を持つ松原鎌・包丁は切れ味と粘り強さを備えた極上の手打ち庖丁で、平成3年6月1日、長崎県の伝統的工芸品に指定されました。
 ご家庭用として、またご贈答用としても喜んでいただける逸品です。