明治維新で活躍した偉人たち
明治維新の時、大村藩を勤皇倒幕運動に導く原動力となった三十七士をはじめとして、ここ大村の地から、文化人や政治家たちが日本の近代史に多くの偉業を残しました。彼らの行動から新しい日本がうまれていったのです。
明治維新で活躍した偉人たち
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維新の立役者
渡辺清大村藩三十七士の一人にして、明治維新の立役者。
西郷隆盛と勝海舟とで行われた江戸無血開城の会談に立ち会い、新政府では福岡県令や福島県知事として活躍。 -
明治維新達成に活躍
渡辺昇渡辺清の弟。剣の達人。
長州の桂小五郎と江戸の三大道場といわれる「練兵館」において兄弟弟子の間柄を活かして、薩長同盟の締結に大きな働きをしました。 -
大村藩勤王三十七士の中心人物
松林飯山大村藩三十七士の一人。
幼いころから神童とよばれ、藩校の五教館では校長を務めた程の人物です。慶応3年(1867年)正月に上小路の自宅前で何者かに暗殺されました。
松林飯山の墓【施設リンク】要施設登録
様々な分野で活躍した偉人たち
近代日本に大きく貢献した偉人達
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日本近代医学の祖
長与専斎日本の近代医学と医療制度を確立し、「衛生」という言葉を作り出しました。
祖父は天然痘の予防に活躍した長与俊達。 -
日本画会幹事
荒木十畝近代日本画壇を率いた人物。
旧制大村中学校時代に素質が開花し、横山大観らと並び称され、日本画会幹事を務めました。 -
女性教育と知的障がい者福祉の先駆者
石井筆子渡辺清の子で、前半生は女性教育の先駆者として、後半生は知的障がい者の福祉と教育の草分けとして偉大な功績を残しました。
石井筆子象 要施設登録 -
世界的物理学者
長岡半太郎世界的な物理学者。
のちにノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士や朝永振一郎博士を教え、自身も最初の文化勲章を受章しました。 -
世界的物理学者
長岡安平東京の芝公園をはじめ日本の数多くの都市公園などの設計に尽力。卓越した技術により明治・大正期の造園界をリードしました。
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近代歴史学の祖
黒板勝美近代歴史学者。
日本史の基本資料を活字化した「国史大系」編さんなど、日本の歴史学に貢献しました。